時計台のためのインスタレーション
「SAPPORO NORTH STAR CLOCK」
in SAPPORO TOKEIDAI
MAY 31 - JUNE 6
2010
札幌のシンボル、時計台で開催された「時計台をアートする」展にあわせて制作出品した映像インスタレーション作品です。象徴的な赤い北極星をモチーフに、重なり合った3つの五芒星はそれぞれ長針、短針、秒針になっており、時間によって形態を変えていきます。これは、一時も同じ瞬間はないという「出会い」や「体験」の偶然性を意味しています。
歴史的建造物をありのままに残していくことはもちろん大事ですが、長い年月を経て、退屈で重々しい博物館的なものとしてとらえられている側面もあります。そのようなネガティブなイメージを改善し、視点を変えて新しい魅力を生み出していくこともまた重要です。そのためには札幌に住み、活動し、現代を生きるコンテンポラリーアーティストの力で、その意味や価値を捉え直すこと。その魅力を再発見できるような機会を作るために、その一歩として、時計台そのものをテーマにしたオリジナルの作品を提案します。
120年以上前のハワード社の塔時計のクロック音が響く2Fホールの北面を見上げる。
農学校のための演武場から、市立図書館となり、現在は講堂としてコンサートなども行われています。
長い年月を経てきた建物は、窓から差し込む光で穏やかな時間が流れていました。
共催:時計台、NPO h.i.p-a
後援 札幌市
企画&運営:NPO h.i.p-a
協力 Art Exposure & Total Design
協賛 ATELIER-MURA GALLERY / 株式会社 プランニング ホッコー
TOPへ戻る> |