札幌駅前通地下歩行空間開通1周年記念 札幌大通と札幌駅を結ぶ地下歩行空間で行われた開通一周年記念のアートプロジェクトのVIとグラフィックデザインを担当しました。最初に出されたコンセプトは、300mにも及ぶ細長い歩行空間に、仮想のメトロ(地下鉄)が開通し、9つの駅にはアーティストがおり、それを結ぶように子どもが乗った電車が走り、楽しそうに遊ぶ姿です。その一つ、メディアセンター駅のワークショップも担当していますのでこちらをご覧下さい。 漢字の「子」を模したメインロゴ。翼を広げた鳥のように推進力を表現しています。カラーは季節や、前後の催事、空間への相性など諸条件を考慮し決定した。 軌道をモチーフとしたラインとタイプフェイス。公共性の高いシンプルなFUTURAで展開。 各駅のアイコンは、各駅を象徴する動きを取り入れたピクトグラムと明確なカラーで表した。 イラストレーションで会場でのストーリーと、カオティックな状況を同時に表した。 各駅に設置したサインボード。時刻表やマップなど、特にユーザビリティに留意した。交通機関のグラフィックを参考にしている。 メディアセンター駅では、電車が設置されなかったため、特色である6面モニターを利用し、動きのあるCG映像であらわした。 電車はもちろん設備や備品などにも展開して統一したイメージを出す。
主催:札幌駅前通まちづくり株式会社 |