私たちにとって言葉とはなんでしょう?
 SNSやTWITTERなど、即時性の高いコミュニケーションが浸透し、言葉はスピードを速め日々変化し続けています。アートやデザイン、文学など表現のジャンルにとらわれず、記録や記述ではなく、今を生きる私たちのリアルな言葉から、言葉をシンプルに楽しみ、新しい「こと」がはじまる。その可能性を探り、開かれた場を生み出したいとの思いからこのプロジェクトを立ち上げました。


FEB.4.2012 UPDATED

審査結果と作品上映のお知らせ


審査の様子。上映前に制作者にプレゼンテーションをしてもらっているところ。

お待たせいたしました。2月4日から開催される500m美術館オープニング展の後期展に合わせて、ことのばのコンペティション優秀者の映像作品が公開されます。500m美術館のエントランスにある4面モニターにて、大学や美術関係者で選定した優秀作品7作品を放映します。技術的にはまだのびしろがあると思いますが、短い期間の中で楽しいものを作ってくれたなとうれしい限りです。ことばをテーマにした学生コンペは、何らかの形で継続していきたいと思います。最後に、ご協力いただきました関係者の皆様ありがとうございました。

以下に上映作品を掲載します。おめでとうございました!


「play you」真鍋 亜衣


「けんかになったら 」鎌田 春菜


「アルクオト 」三沢 可奈


「まちあわせ」川村槙吾・本間元望


「いつかの 」小比類巻 郁恵


「ゆっくりあるこう 」長井 友紀


「Let's play! 」柴田 茉奈


DEC.24.2011 UPDATED

プロジェクトのスタートとして、札幌市立大学の協力を得て、映像のディレクションを担当する札幌地下鉄大通駅~バスセンター前駅間地下コンコース内の500m美術館サインモニターで、映像作品の上映権争奪コンペティションを行うこととなりました。言葉をテーマに、学生がどんな作品を作るのか?今から楽しみです!
以下詳細です。

実施対象 札幌市立大学メディアデザイン2年生 デザイン総合実習Ⅰ 
制作期間 2011年12月28日〜2012年2月16日

 公共空間において、言葉のもつ面白さをシンプルに伝え、子供から大人まで誰もが楽しめる映像作品を制作してください。テーマは自由。ただし、特定の商品やブランド名は使用せず、必ず言葉や文字(日本語)を使用してください。制作に使用する表現手法(手描きアニメーションやCG)などは問いませんが、最終的には15秒程度のムービーファイルにまとめてください。音声は使用できません。4面or2面のマルチモニターという条件を活かしたアイデアはプラス評価です。著作権に触れるもの、公序良俗に反するものはもちろんNGです。優秀作品は、講評、審査を経て、2月4日のオープニング記念後期展に合わせて500m美術館の映像サインモニタにて公開されます。

500m美術館でのお仕事

500m美術館オフィシャルHP

審査員(順不同)
石田 勝也(札幌市立大学デザイン学部 講師)
ディビッド・ライト(札幌市立大学デザイン学部 准教授)
冨田 哲司(アーティスト)
端 聡(美術家)
納 真悟(札幌市観光文化局 文化部 市民文化課 調査担当係長)

協力:札幌市立大学


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