「星と月〜中国の１０の星　目をそらすと月
Looking away from Chinese 10 stars,and the moon is there 」

GU A.K.A TETSUSHI TOMITA SOLO EXHIBITION
日 時
６月１６日（水）〜６月２１日（月）
１０時００分〜１９時００分（火曜日休廊）

場所　札幌市厚別区厚別中央２条5丁目6番3号　デュオ−2　5階　
会場問合せ　花田　裕子（ギャラリー蓮）
TEＬ：０９０-９４３９-７９２１
e-mail：gallery@arc-city.com
ＵＲＬ：http://www.arc-city.com/shin-sapporo-gallery
（ギャラリーでお申し出頂きますと、2時間まで駐車無料となります。）

２０世紀
燦然と輝く星々
現代のイコン
彼らの言葉は引用され消費される
パーティドリンクみたいに
ある時ふと思った
「彼らは本当に存在しているのか？」
その瞳は底なしの闇
彼らをつかむことはできない
彼らへの欲望には限りがない
彼らを作ったのは私達
イメージの無限の円環
めまいを覚えながら見上げると月
確かにそこにあるように見える
恣意的なイメージとして
TVは「かぐや」が月に墜落したことを伝えている
「私達の問いかけにいつまで答えてくれるだろう？」
そんなことを考えながら筆を動かす
見栄えのするイメージ
マチエールは剥がされる
flaked modern
静かな悲鳴が聞こえる

　中国のあるテレビ局が伝えた２０世紀のスター１０人。探査衛星「かぐや」が最後に残した７枚の画像。しきりをつけられたメディアは、近代のマスからトランスへの変化に伴って、ゆすられ、ひび割れ、ぼろぼろとはがれているように見えます。そうしたあらゆる破片が混ざり合い、泥水となって私達を取り囲んでいるのです。平面作品は、コンピュータでブラウジングをしながら、モニターのデジタルイメージを即興的にトレースして描く手法をとっています。映像はデジタルとアナログの繋がりを逆にたどるように、PCから白黒テレビに繋がれています。本展覧会は、不安定で恣意的なメディアへの違和感を表現した映像と平面によるインスタレーション作品です。

企画＆運営：NPO h.i.p-a
協力　Art Exposure & Total Design